バカと暇人ほどネットでモノを買い、賢い人ほど店舗でモノを買う時代?

さっき、飯のついでに駅前のメガネショップにコンタクト買いに行ってきた。
そんでそのついでにドコモショップ寄ってケータイのバッテリー買いにいってきた。

なんだけど、結論的にはネットじゃなくて店舗行くといろんないいことがあるんだーと思ったのであった。

ひとつめ。
僕は2weekの使い捨てのコンタクトをつけている。で、こういうコモディティー系の買い物は普段ネットで済ましており、加えてこまめに買うのもめんどくさいので、買うときは8セットとかまとめて買ってしまう*1。且つ、前回はもぐり(?)の業者で買ったので、処方箋(?)が必要なく、もうかれこれ2年以上視力を測ってない状態。そんで最近コンタクトがあわんなーと思ってきていたので、実際の店舗で測定して合った度数のものを買いなおそうと思った次第。

んで久しぶりに視力を測ってみてやっぱり効き目の右目の視力がすげえ落ちていることが判明。コンタクトした状態で0.4だよ。かつ乱視気味で単に度数上げただけじゃ見えやすくならんそうな。で、選択肢としては、1.現在左目に負担がかかってるのでバランス考えて左の度数を落とす、2.2week使い捨てでも乱視用があるのでそれを選択、ただし料金5割り増し&商品はメーカ取り寄せになるので明日引渡し。という2択。
結局、今と同じままの度数のもを購入、という第3の道を選択したのだが、目の測定できたし勉強になった。

さて2セット購入して会計しようとした際、1個約3000円だから4つで12000円+測定代おそらく2000,3000円ぐらいだろーから1万5千円ぐらいかーと思ってたのであるがコンタクト代だけだった。つまり12000円弱。あれ?この店じゃないけど、前とかはフツーにお金取られたよね?とか思いながら得した、というより、ならまとめて買わなくても、毎回購入のタイミングでちゃんと測定して合ったものを購入したほうが目の健康のためにも全然いいじゃんと思った。

ふたつめ。
最近ケータイのネットをよく使っていて、特に休日どっか行ったときには地図アプリやGPSガリガリに使い倒すために、電池の減りが早い。というよりバッテリーひとつじゃとてもじゃないけど持たんので予備バッテリー1つ買っておこうと思いドコモショップに寄った。今のケータイ買ったときにカタログをパラパラ眺めていたらバッテリーの値段も書いてあって確か1000円代ぐらいだったので、「へーリチウム電池もこんなに安くなったのかー」と思い、そのぐらいの金額なら予備バッテリーかっとこーと思った次第。

ドコモショップに入り、受付で要件伝え番号札を受け取りすぐにカウンターに通される。端末に自分の番号打ち込み、本人確認のための免許証見せたのち、係りのおねえちゃんに「バッテリーの減りが早くて・・」と言いかけた途端、「お客様、その携帯は出て(発売されて)すぐに購入されました?」と質問された。「へ?」と思いつつ、これ買ったとき確かケータイ紛失して、出たばっかだったP906iドコモショップで購入したので「ああ、そうです。」と答えた。
すると間髪いれず「○○様はドコモを10年以上ご契約されていますし、このケータイも購入してから1年経過しておりますので、バッテリーはサービスさせていただきます。」とお答えになりやがった。コヤツ、やる!即効俺のトランザクション履歴調べて、顧客ランクも調べて、咄嗟に無料で提供可能なサービスオファーしやがる!ちょっと感動。加えてバッテリーもダータ。いかん、このままだと俺の大嫌いなNTT、そのグループ主要企業であるドコモファンになってしまう。

現在と同様のバッテリーでもいいんだけど、より大容量充電できる補助充電アダプタでもOKということで、そっちをもらった。

こんなの。


結局、コンタクトにせよこの補助充電アダプタなりバッテリーにせよもちろんネットでも買えるんだけど、そして僕の場合には今までは現にそうしていたんだけど、なんか店舗行ったほうが、こちらのそんときのリアルタイムな要望に対して、顧客履歴・トランザクションと突合させニーズに沿ったレコメンドやオファーを出してくれるし、いろんな付加価値のある情報・サービスを提供してくれるし、何よりそれ以上に担当のおねえちゃんがきれいだったりできるヤツだったりするとお話をするだけで得した気分になったりと、いろんな面でいいんでね?と思ったのでR。

*1:1セット3ヶ月分なんで、8セットだと2年分

オトナになったなーと思った日常の些細なこと。

オトナっていうよりもう既に中年通り越して人生折り返している年なんだけどさ。

僕が小さいころ親やおばあちゃんから「爪を切る時にはお風呂に入った後だと、爪がやわらかくなってて上手に切れるよ」と教えてもらった。
なんだけど僕はそうしなかった。そうしなかったのは親切で言ってくれるその言葉・教訓に反抗してたわけではない。なんというかそれは卑怯だと思ってたのだ。弱くへにゃへにゃにしてから切るのは、子供ながらにそらあかんだろう、と。爪に対して。望んだわけでなく勝手に長く伸びてくる有機物にすぎない己の爪に対して。弱い者いじめするなと教えられていたし。

あと単に堅いツメとか特に足の小指の変な形になってる爪とか、最強のラスボスである足の親指の爪を攻略するのが単純に楽しかったこともある。

なんだけど今日朝風呂入った後、足の爪が伸びていることに気づき、切るのめんどくせぇなあと思いつつ、爪切りで切ったら非常にすんなり切れたので嬉しかったのであーる。

バーチの山の中をやみくもに歩いてきた。

もうなんだかじじいというレベルを超越して朝3時に目が覚めた。
で、中途半端な時間なんで布団の中でごろんごろんしたけど、どうにも寝られない。そのまま白んできたので、もうこのまま起きようと思い、天気予報を見ると土曜の天気は晴れ後雨。なんだかありそうもない予報だし、最近の天気予報ははずしまくっているし、じゃぁどっか行こうと思い立つがどこ行こう、まぁこういうときは無難にバーチだな。

で、なか卯の豚汁定食(290円)をすすりながら、具体的にどこ行こうと考えながらすっかり明けてきた空を見るとなんだか天気よさげで暑くなりそうだなーと思い、どっちかっていうと今回も山・渓谷だなと思い、一回いったことあるけど養老渓谷に行くことにした。もちろん電車で。

養老渓谷駅はJR五井から接続される小湊鉄道の単線ローカル。帰納乗り鉄*1の僕は実はまだ小湊鉄道には実際には乗ったことなかったのでちょっと嬉しい。

小湊鉄道久留里線と結構近いところをほぼ平行状態で走っているのであるが、久留里線が比較的国道(道路)と並走しているのに対し、小湊鉄道はおらが道を切り開いて走っている感じ。そんで養老渓谷などというとちょっと標高高いところを走っているのかという錯覚に陥るが、そもそもバーチの山はほぼ標高300m以下の山ばかりで、それほどアップダウンがあるわけではない。つまり、国道とも並走せず、田んぼの間を走っている感じ。


こんな感じ。

ちなみに小湊鉄道は何故か女性社員が多い。まず、運転手、車掌(?)さんが女性。そんで、そもそも五井-上総中野間、片道1時間強、20個弱の駅のうち有人駅の方が少ないのであるが、有人駅の駅員(兼売店スタッフ?)も車内から見るかぎりほぼすべて女性(というかおばちゃま)。女性解放うんたらとか自治労ほげほげとかはこういうの見習え!!*2

で、6時すぎになか卯を出て、9時まえに養老渓谷駅に着いたよ。すげー天気いい。


こじんまりとした駅。でも地元ではなく、駅(小湊鉄道)が、いろんなイベントやって盛り上げよう(地域を活性化しよう)という努力があちこちに見られる⇔でもお金ない、のギャップで苦しんでいるのをいろんなところで感じられる。

さて、今回のコースは養老渓谷→沢を登る→梅ヶ瀬渓谷→大福山→山を下る→養老渓谷というコースではない。そんなんつまんない。養老渓谷→沢を登る→梅ヶ瀬渓谷→大福山→上総亀山(久留里線方面)→そっからどーしよー。行きながら考えよーコースである。

とりあえず舗装道路をてくてく歩く。沢の入り口まで20分程度か。沢に入るとこんな感じ。




木陰のアート(草)w



日高邸跡*3で一休み。それから一気に大福山山頂までいく。



新宮晋のオブジェより全然イカス機能的な展望台@大福山頂上

千葉の山は高い山がないのは事実だけど、こんなに山深いのもまた事実。


んで、この時点で12時。とりあえず、亀山方面にアスファルトの林道を徒歩で降りる。足腰はだいぶ疲れてきているけどまだ大丈夫。


ハンミョウくんとかタマムシくんととご対面。


亀山までたかだか5,6Kmと思ってたけどつらい。。つーのはこっからずっと直射日光@アスファルト道で逃げ場がない。それはそうと、駅を降りてここまでまだ1人しか会ってない。どうなんだよ。これは。暑いよー暑いよーと思ってたら上総亀山に着いた。13:00ごろ。

とりあえず酒屋を探してビール。でもあんまし冷えてなかった。。(でもビールを飲めただけマシ!!)


ありがとう。亀田屋さん。

で、ビール飲んで一服して13時半ごろ。久留里線の次の電車は14:01(その前の便は12:13)。
あと30分電車待ち。あたりはほがらかな時間が流れ、天気も最高。フツー待つわよな。田舎時間の30分ぐらい。

でもこの30分が待てなかった!!というか、ちょっとあたりを散策しよう、程度でぶらぶら歩き始めたのであるが、本能なのか、「前」(行こうと思った方向)に歩き出してしまった。で、歩き出して気づいたら15分、取り返しのつかないところまできていたよ!

もうしょうがない。歩く、歩く。暑い、熱い。途中泣きそうになり心折れて次駅の上総松岡でやっぱ電車乗ろうと思った。が、携帯で計算すると、10分ぐらい時間が足りない。これを逃すと次の電車は2時間後。あーーーフツーにのっときゃよかったぁ、ばかー。いや、まだあきらめん、走るか?(でおもわずちょっと走った)あーでも、何で走るの?いいじゃん、もう徒歩ること決めたんだし(といいつつこの間超早歩き)、いやいやこの暑さの中、走るはおろか、歩くだけでも熱射病対策考えんとあかんのに。。

(上総松岡のちょい手前で僕の横を電車通過)

で、汗だくで泣きながら次の駅「平山」まで歩いた。到着時間は15:00前。なんでこんなことろまで来たかというと焼そばの「志保沢」に寄りたかったから。ここが今日のオアシス予定地(になるはずだった)。


こんなお店。

で、ここ数年前までは最低150円から始まり、事実上300-400円程度で焼そばが腹いっぱい食える激安焼そば屋として知られていたのだが、今は色々な大人の事情もあり、どっちかというと普通の料金の焼そば屋になっている。実はこの前を電車&車で通ったことがあるがそんときから気になってたものの、そんときは食えずそういうこともあって一回は来てみたかったお店。

で、店入ると1組のアベックとテイクアウト待ちのおっちゃんがいる。奥でおばちゃんがあわただしくコテを振るっている。ちょっとするとアルバイト(?)の女性が来て「注文の仕方わかります?」と言い給う。内心『ここまで歩いてきて且つこの暑さで食欲も減退してて焼そばどころじゃねーよこっちは』と思いながらも、でも僕はまがいなく焼そば食べに店に入っているわけだし、素直に「わかりません」と答えました。そしたら、壁にかかってた料金表を教師棒で指しながらこの店のシステムを簡潔にご教授いただけました。そのしぐさにちょっとぐっときました。


料金表。写真じゃ見にくいが、女性の通常(一番出る)の量の場合、450円の基本メニューにトッピング(肉・ソーセージ)で各100円アップ、男性ノーマル量では550円の基本メニューで以下同じ。気になるのは1050円の基本メニュー*4

で、ここに来るまで正直5Lは汗かいて汗みどろだし、上総亀山でおにぎり食べちゃってるし、加えて熱射病ぎみでくらくら状態だったのだが、ここでいらん挑戦心とヘタレ心がないまぜになったメニューを注文した。すなわち、男性ノーマルより1コ上の大盛りメニュー、アンド肉入りで!(つまり750円)。
加えて、店入ったとき雰囲気で半分あきらめていたのであるが、オアシスの条件である呪文を唱えてみた。

「ビールってあります??」

「え?ないですよ」

「・・・え?で、ですよね・・」

で、ここまで1杯のビールののど越しぷはぁーのためにカラカラ状態に温存しておいたビール用喉を急遽ノーマル仕様に変更して、死に物狂いで水を飲み始た。そしてその最中、またくらくらする光景を目にした。



ばーん。
これも写真じゃわかりづらいと思うが、普通のスーパーで売ってる焼そばの2.5倍ほどの量。しまった。正直運んでくる最中「僕のじゃないですように」と僕以外待ち客がいない店内で神様にお願いした。

死んだ。



P.S.
その後焼そばはおいしく最後までいただきました(ホント)。
そしてもう完全に動けなくなっていたので、すぐ近くのバス亭から東京駅までバスで帰りました。バーチ帰りはバスが断然楽チンです。


今日のルート

*1:本格派鉄ちゃんでもないケド車持ってないんでどっか行くときは鉄道だし、でも路線を調べるのは好きだし乗るのは大好き

*2:ちなみに2,3年ほど前養老渓谷駅に車で行って男性駅員さんと話したことあるが、経営が超厳しくてすげぇ合理化をおしている(強いられている)らしい。変な話、50ぐらいのおっちゃんの給与聞いたが信じられん給与で仕事してた。でも仕事がすきだし自分が役に立つうちはやっていくそうな。今回再度訪れたのも、そういう努力を知っているからなのかもしれん

*3:日高誠実という明治の軍人(というより江戸の漢学者の理想郷。ある意味奇人。)

*4:後で判明したのだがこれお土産用だね。家族4人ぐらいで食べる量。

夏の終わりに広島行ってきた。

仕事なんだけど広島行ってきた。7月に旅行で尾道行ってきたのでなんか縁があるのかね。
いい街だったよ。東京からは遠いけど。新幹線で4時間、飛行機だとすぐだけど飛行場が市内から遠いので結局3時間以上かかってしまうので結局1泊というコースになってしまう。

で、鉄板焼き屋につれてってもらった。「花ちゃん」。
つまみが全部おいしかった。


これはうずらをマヨネーズで焼いたおつまみ。なかなかいける。


おなかいっぱいで結局食べられなかったけど超気になった中華そば屋、「千番」。次は絶対食べるのだ。

秩父に住むのもアリと思った1つか2つのこと

なんか最近死期を悟ったのか、思い出を写真に収めようと思っている。
嘘。なんか脳が前に買った本とかCDとか前に観たDVDとか忘れて、再度購入・視聴とかいうことあるじゃない。
最近、散歩とか旅行とかも同じで、あれ?ここ前来たよね?とか、あと逆に、あーあそこ前行ったとこ、もっかい行きたいけどどこだっけ?とかホントわかんなくなるときがある。というか最近毎回ソレ。

ということで日曜の朝、すでにじじい症状で朝6時に目が覚め、休日朝の定番のSガスト、銀しゃけ朝定食(サービスチケットで卵無料+納豆付き390円)を食しながら、あー久々に天気よさそうだから海にでも行くかーと思っていたら、だんだん暑くなってきやがりやがって、寧ろやっぱ山だわな、と行き先を考えているとそもそも車を持たない僕が公共交通機関使って日帰りでいける沢や渓谷なんて、僕の狭い知識には数えるほどしかインプットされていないわりに、そういや去年見つけたすげー気持ちいい渓流ってどこだっけ?と唸りながら考えること15分、そうだ、秩父秩父、とやっとこさ思いだし、同じところでいいので行ってみようということで行ってきました。秩父。埼玉。

タオルと文庫本と代えのTシャツだけリュックに掘り込み、朝8時に最寄のJRに飛び乗って向かう先は武州日野。去年、2個前の浦山口で降りて、浦山ダム(結構ダム好きなのです)を見て、死ぬ思いで山を超えて(しかもこの山が面白くなくて単に辛かっただけ)、食いもん求めてスーパー見つけておにぎりとから揚げ(半額だった)買って食って、駐車場でビールと一緒にもぐもぐしている間におっさんの暴走族チームを見て、そんなくらくら状態中、ふらふら再度散策しているうちに見つけたオアシスのような沢。ここに行くのだ。

相変わらず前置き長いな・・・
んでレッドアロー号なんてブルジョアなもの乗らず、フツーに行ったら3時間弱、11時前に武州日野着。

こっからそのオアシスまでは徒歩15-20分ぐらいと近いので、ちょっと寄り道しようと、腹減ってないけどそばでも食おうと蕎麦屋を探す。
最近ケータイのネットを使い始めたのだが、ケータイのGoogle Mapのアプリは何気にいい。今の位置をGPSで調べて(というか「0」ボタンを押すだけ)、で、「そば」とか検索するとその周りの蕎麦屋が地図上に表示される。そんで、その蕎麦屋の評価(Tabelogとかだけど)も瞬時に見れる!!(僕が知らなかっただけだと思うが・・)
で、最寄でまともそうな蕎麦屋に入る。

そんでそばセットみたいなもの注文する。胃の調子悪いので酒は飲まない(飲めない)。

で、思った以上に蕎麦はいけた。一番地味な山菜蕎麦がうまい。とろろ蕎麦となめこそばと山菜蕎麦と野菜のてんぷらで1500円。水沢というお店。

そんで、この辺コンビニないので、道の駅よって食料と水を調達。

さて、本題!
ちょっと大回りしてきたので目的のオアシスまで歩いたら30-40分ぐらいだろうが、道が以外にくねくね&アップダウンで結構かかる。途中「ばーん」という大きな音が何回もするので花火?お祭り?と思っていたのだが、途中で合点。駅前の看板に「熊が里山に降りてきてます。注意。」というのがあったのだが、猟銃の音だったのだ(ホント??)。

で、ついた。

あのですね。マイナスイオンというものがこの世の中に存在するかどうか知らんし*1、仮にあったとして、それが人体に影響するのかどうか、またどう影響するのか知らんしまったく興味ないのだが、「マイナスイオン的なものはあるね(キッパリ)」と僕に思わせてしまうよい空間でした。少なくとも(体感)温度は5度は違う。

で、ここ実は(僕がいったのとは違う別のちょっと有名な)蕎麦屋から横道を降りてすすっと行けてしまうところにあって、山奥、超自然ってなところにないのがイイ。なので、沢を渡る木製の橋とかもある。

水もきれいで冷たい。蕎麦屋からここにくる途中飲める湧き水もある。ここの水、結構まじでうまい。

お約束のようにさっき買った地元のトマトを冷やす。

ねっころがって冷えたトマト食いながらしばらく読書。あーたまらん。ぐわー贅沢。

そんで来たのとは逆方向の道を30秒ほど登っていくと立派な廃墟があるのだ。

小高い崖(!)の上にそびえ沢の音が聞こえるのはもちろん、沢そのものを見渡せる絶好の位置にあるのです。
うわーん。ここ住みたい(これが言いたかったダケ)。

*1:おそらく存在はするのでしょう

高速道路が1000円なので家族で飛騨高山まで日帰りで行ってきた

やることもない独身中年貴族なもので、とりあえず実家に帰ったんだけど案の定やることなくて、テレビつけっぱで、朝飯食いながら、雑談という雑談もせずになんとなしの状況だったんだけど、高速道路1000円の話題になってとりあえず、実家にいる家族3人でとりあえず高速乗ってどっか出かけようということで9時過ぎにあてもなく(岐阜のほう)に行こうということで車に乗った。なんかITというか機械に超弱い親がETC取り付けて、ETCカードもGETしたようだし。確かに家でごろごろしてても埒も明かんし、まあいいかと。

運転は親父なんだけど、僕は車もってないので道なんかようわからんし、そもそもこの10数年で中部地方の高速道路や道路がどれだけできたか(拡張されたか)もようわからんし、そもそも愛知県に住んでいながらも岐阜ってあんまり行ったことないのでどこ行きたいといわれてもようわからんし、なんとなく生返事してただけなんだけど、そもそも父親が連れて行こうと思っていた「昭和村」なるものは言葉では言わんかったものの興味も湧かんし(でもとりあえずどっか連れて行きたいという気持ちはわからんでもないし)、とそんな状態の中、母親が急に「昭和村なんてお土産買って帰るだけで面白くないわ」なんてこの期におよんで直球ストレートパンチ繰り出してきやがった。当然車内は紛糾。

じゃどこへ行く?ということになり、当初の目的地からはかなり遠いんだけど、こっち方面だと飛騨高山は僕は行った事ないんで、ちょっと遠いけどなんとなくそっち行こうかということに決まった。ホントは1000円で行けるところまで行っちゃおうぜ、というのが田舎ものの保守人間で貧乏性の親とその遺伝子を忠実に受け継いだその子である僕の裏本音だろう。難なく行き先はロックオンされた。合議というわけでなく血によって。OKあとはそこに行くだけだぜ*1

で、小旅行のプロセスがすんなりいったかというと実はそうではまったくなく、まず出だしからつまづいた。親としては初めてETCゲートをくぐるETCデビュー。ICのETC専用入口にさしかかり、「こっちから入らんとあかんよ」とか車内は軽いパニック状態のままおそるおそる減速して入っていったのだが、ゲートがうんともすんともいわん。後続車アリ。車は立ち往生。さすがにやべぇと思って、あーそういやおいらもETCカードは財布に入ってたっけ?と思いとっさに親が自分で装着していたETCカードを抜き去り、自分が持っていたETCカードを機械に差し込む。と同時にこのパニック状態を機械が察したのか、はたまたインサート・マイETCカードが功を奏したのかゲートがオープンした。「臨時カードをお取りください」的なアナウンスとともに。危機一髪。

親は一安心。だが、物事の本質にまだ気づいていない。そう。つまり今日は「ETCカードに限り」どこまでいっても1000円Dayであること、イコール臨時カードの場合通常料金であることに*2
で、議論はIC入り口のアクティベーションはおいらのETCカードだったのか、はたまたタッチの差で通常の入り口チケットだったかの議論でまたもや紛糾。これがどっちかで、正規料金払ってまでして飛騨高山なんか行かない!とかそんなんごねれば(説明すれば)いーやんとか、どっちか確かめるために、1000円ん捨て金に次のICでまず降りてみようとか。

そんな状態で飛騨高山まで行って、やったことは焼きそばを食べたことだけでした。

ついたのは結局1時ぐらいで、入ったのはべたべたな焼きそばや。


いい感じの店構え。焼そば ちとせ。



親は2人とも大盛り頼んじゃった(というか俺が頼んだ)が、これが結構な量。フツーでは食いきれん量(もちろん3人で手分けしておいしく最後までいただきました)。


親は看板で焼きそばがいいとか言い出したので、僕はラーメン定食を食べました。めちゃめちゃ細麺のちぢれ麺。正直すぐのびる。ある意味いい意味で細めんのインスタントみたいな味。スープはあっさりでなかなか旨かった。でも、焼きそばとラーメンの麺をおかずにご飯を食べてると正直辛くなる(自業自得だが)。

たぶん地元の人にとって日常の(&懐かしい)味なんでしょうね。尾道の朱華園のように。僕にとってはスガキヤのラーメンのように。

次、飛騨高山に遊びに来たときも多分たぶんくる。ここは。

あとスーパーで買った鮎もおいしかったです。
えっと何しに来たんだっけ?

*1:付いた後のことはもちろんまったく考えていない。

*2:まぁ実際ETCカードを使って乗ろうとしたわけなんでいくらでも「1000円しか払わん!」という言い訳は立つのであるが。

上野動物園とお食事

天気が良かったので上野動物園行ってきました。

目的はローランドゴリラとハシビロコウさんです。


うぎゃー。こんな間近で見られるのです。


鎧のような羽とばかっぽい髪の毛のつむじのギャップがかわゆい。頭なでなでしたい。


そのあと近くの蕎麦屋でハシビロさんをおいしくいただきました。

「よし房 凛」にて鴨せいろ。