秩父に住むのもアリと思った1つか2つのこと

なんか最近死期を悟ったのか、思い出を写真に収めようと思っている。
嘘。なんか脳が前に買った本とかCDとか前に観たDVDとか忘れて、再度購入・視聴とかいうことあるじゃない。
最近、散歩とか旅行とかも同じで、あれ?ここ前来たよね?とか、あと逆に、あーあそこ前行ったとこ、もっかい行きたいけどどこだっけ?とかホントわかんなくなるときがある。というか最近毎回ソレ。

ということで日曜の朝、すでにじじい症状で朝6時に目が覚め、休日朝の定番のSガスト、銀しゃけ朝定食(サービスチケットで卵無料+納豆付き390円)を食しながら、あー久々に天気よさそうだから海にでも行くかーと思っていたら、だんだん暑くなってきやがりやがって、寧ろやっぱ山だわな、と行き先を考えているとそもそも車を持たない僕が公共交通機関使って日帰りでいける沢や渓谷なんて、僕の狭い知識には数えるほどしかインプットされていないわりに、そういや去年見つけたすげー気持ちいい渓流ってどこだっけ?と唸りながら考えること15分、そうだ、秩父秩父、とやっとこさ思いだし、同じところでいいので行ってみようということで行ってきました。秩父。埼玉。

タオルと文庫本と代えのTシャツだけリュックに掘り込み、朝8時に最寄のJRに飛び乗って向かう先は武州日野。去年、2個前の浦山口で降りて、浦山ダム(結構ダム好きなのです)を見て、死ぬ思いで山を超えて(しかもこの山が面白くなくて単に辛かっただけ)、食いもん求めてスーパー見つけておにぎりとから揚げ(半額だった)買って食って、駐車場でビールと一緒にもぐもぐしている間におっさんの暴走族チームを見て、そんなくらくら状態中、ふらふら再度散策しているうちに見つけたオアシスのような沢。ここに行くのだ。

相変わらず前置き長いな・・・
んでレッドアロー号なんてブルジョアなもの乗らず、フツーに行ったら3時間弱、11時前に武州日野着。

こっからそのオアシスまでは徒歩15-20分ぐらいと近いので、ちょっと寄り道しようと、腹減ってないけどそばでも食おうと蕎麦屋を探す。
最近ケータイのネットを使い始めたのだが、ケータイのGoogle Mapのアプリは何気にいい。今の位置をGPSで調べて(というか「0」ボタンを押すだけ)、で、「そば」とか検索するとその周りの蕎麦屋が地図上に表示される。そんで、その蕎麦屋の評価(Tabelogとかだけど)も瞬時に見れる!!(僕が知らなかっただけだと思うが・・)
で、最寄でまともそうな蕎麦屋に入る。

そんでそばセットみたいなもの注文する。胃の調子悪いので酒は飲まない(飲めない)。

で、思った以上に蕎麦はいけた。一番地味な山菜蕎麦がうまい。とろろ蕎麦となめこそばと山菜蕎麦と野菜のてんぷらで1500円。水沢というお店。

そんで、この辺コンビニないので、道の駅よって食料と水を調達。

さて、本題!
ちょっと大回りしてきたので目的のオアシスまで歩いたら30-40分ぐらいだろうが、道が以外にくねくね&アップダウンで結構かかる。途中「ばーん」という大きな音が何回もするので花火?お祭り?と思っていたのだが、途中で合点。駅前の看板に「熊が里山に降りてきてます。注意。」というのがあったのだが、猟銃の音だったのだ(ホント??)。

で、ついた。

あのですね。マイナスイオンというものがこの世の中に存在するかどうか知らんし*1、仮にあったとして、それが人体に影響するのかどうか、またどう影響するのか知らんしまったく興味ないのだが、「マイナスイオン的なものはあるね(キッパリ)」と僕に思わせてしまうよい空間でした。少なくとも(体感)温度は5度は違う。

で、ここ実は(僕がいったのとは違う別のちょっと有名な)蕎麦屋から横道を降りてすすっと行けてしまうところにあって、山奥、超自然ってなところにないのがイイ。なので、沢を渡る木製の橋とかもある。

水もきれいで冷たい。蕎麦屋からここにくる途中飲める湧き水もある。ここの水、結構まじでうまい。

お約束のようにさっき買った地元のトマトを冷やす。

ねっころがって冷えたトマト食いながらしばらく読書。あーたまらん。ぐわー贅沢。

そんで来たのとは逆方向の道を30秒ほど登っていくと立派な廃墟があるのだ。

小高い崖(!)の上にそびえ沢の音が聞こえるのはもちろん、沢そのものを見渡せる絶好の位置にあるのです。
うわーん。ここ住みたい(これが言いたかったダケ)。

*1:おそらく存在はするのでしょう