オトナになったなーと思った日常の些細なこと。

オトナっていうよりもう既に中年通り越して人生折り返している年なんだけどさ。

僕が小さいころ親やおばあちゃんから「爪を切る時にはお風呂に入った後だと、爪がやわらかくなってて上手に切れるよ」と教えてもらった。
なんだけど僕はそうしなかった。そうしなかったのは親切で言ってくれるその言葉・教訓に反抗してたわけではない。なんというかそれは卑怯だと思ってたのだ。弱くへにゃへにゃにしてから切るのは、子供ながらにそらあかんだろう、と。爪に対して。望んだわけでなく勝手に長く伸びてくる有機物にすぎない己の爪に対して。弱い者いじめするなと教えられていたし。

あと単に堅いツメとか特に足の小指の変な形になってる爪とか、最強のラスボスである足の親指の爪を攻略するのが単純に楽しかったこともある。

なんだけど今日朝風呂入った後、足の爪が伸びていることに気づき、切るのめんどくせぇなあと思いつつ、爪切りで切ったら非常にすんなり切れたので嬉しかったのであーる。