2005年に聴く独身貴族音楽合戦 〜無駄遣い実践編〜

さて、以前のエントリー（http://d.hatena.ne.jp/plagio/20050224）で、2005年に聞く貴族音楽はペット・ショップ・ボーイズの『ディスコ』（オリジナル発売1986年）に決定したわけなのだが、懐疑心と上昇志向欲が高度に発達したワタクシのこと、日を増すごとに「本当にPSBでいいんか？」「時代に取り残されていないか？」「部屋が貧乏臭いんでそんな結果になったんじゃねぇの？」という妄想外野の声が強くなり、結果まったく仕事に手がつかず、朝も起きられなくなりさらに窓際に追いやられ、やけ酒を飲めば飲んだで隣のマンションの前で寝てたり、名刺入れ落として拾ってくれた人にケーキ買ったり、花粉症になったりととっても悪循環に陥っていました。
これではいかん。もっと上等な環境で実験して白黒つける必要があるのだ！と自分を叱咤激励鼓舞放蕩するために3連休の休みをを利用して近所のウェスティンホテルでPSBの『ディスコ』を聞くというおいらにとっては壮大な試みをしてきました。ホントは『呪御２』をわざわざホテルで見てセンチメンタルな気分になるという副次的な目的もあったのですが、DVDプレーヤーの貸し出しが有料で2,000円かかるということでわけなく呪怨プレイ計画*1は頓挫です。ぐすん。
当然ガウン姿でキンキンに冷やしたシャルドネを片手にという基本コスプレスタイルで、ホテルで借りたいまどき珍しいアナログカセット付ＣＤ，ＭＤラジカセにPSBのCDをセット。そしてボリュームをめいっぱい上げ*2プレイボタンをぽちっとなーとすると、アラ不思議。世知辛い世の中の景色、空間が瞬時にぐにゃりと曲がり、わずか０.０５秒の間にめくるめくバブリーワールドがそこには蒸着しているではないか！！おお、これこそ貴族。これこそ税金対策で音楽やってるルクセンブルグの王様気分。コンバットスーツを着て踊ること30分。心地よい疲れと不思議な安堵感と明日に控えている支払いにびくつく微妙な心境の中、昼間ガーデンプレイスでミニスカキャンペーンガールのおねぇちゃんにもらった生暖かい北海道生搾り350ml缶を片手に心地よい夢を見た一日でした。

*1:呪怨プレイというのは存在するのですよ。詳しくはhttp://boat.zero.ad.jp/~zbf44686/page022.html。ちなみに18禁です

*2:嘘。気が小さいからびくつきながら2/3ぐらいでおどおどしてた