未知との遭遇

plagio2004-09-09


これ、昔、日曜洋画劇場とかで見たと思い込んでいたのだが見るの初めてだわ。

ヴィルモス・ジグモンド撮影(一歩間違えるとティモテのCMになってしまうギリギリのスゴイ技術を持つお方)つながりで見たのだが、見てビックリ、かなりトンデモに近い傑作映画なのだった(ホメ言葉)。

一行解説(ネタばれ注意)
これまで人類を不法に拉致ってきた宇宙人が人類と和解し(そのコミュニケーション手段が見もの!)選ばれた人を合法的に拉致っていくというお話。

スピルバーグってちょっと毛嫌いしてた感があったのだが(『A.I』はよかった。泣いた。)コレを見てコノヒトの映画に対する偏愛っぷりがちょっと垣間見れた気がする。もうオタクを超越た尋常じゃないレベル。途中まで見てて、あー、なんとなくデ・パルマぽいなーと思ってたのだが、デ・パルマからは愛があんまし感じられない一方これは全編、愛の結晶。その点で見てて気持ち悪くなる人もいるのでしょう。後で気づいたのだがトリュフォーも出てたんだね。

最大の見せ場はUFOが降り立って人類とコンタクトするシーン。これは映画史に残る素晴らしい名(迷?)シーンだと思った(音楽はポール・ウェイリアムス)。

あ、あとコレ見て『インデペンデンス・デイ』みたいな大馬鹿映画作っちゃた気持ちも理解できた。俺もあそこでビーム出してどかーんと大爆発させたいもん!