メリーに首ったけ

今更ながら『メリーに首ったけ』を観た。ファレリー兄弟恐るべし。こういうお下品なスラップスティックコメディを本気で面白いじゃん!と思えてしまう自分は進化してるのか?退化してるのか?
マット・ディロンが『マルコビッチの穴』におけるチャーリー・シーンのような扱いを受けているのを見て嬉しいような悲しいような微妙な気持ちになった。好きな映画は?と尋ねられ咄嗟に『ベスト・キッド』と答える悪ノリ80'sテイストは癪に障る(嘘。ホントは大好き)。ベン・スティラー及びその周りの駄目野郎どももなかなかいい感じ。でも駄目野郎作り職人No1はいまんところズバ抜けてトッド・ソロンズだな。
動くジョナサン・リッチマンが見られるってだけでも価値大蟻。