ディスコ編

さてそろそろ個人的には飽きてきたこの「おしゃれ音楽」企画。誰かがやめろというまで意地でも続けてやる。
ということで今回はディスコ編。ディスコといえばディスコ研究家であられるid:gotanda6さんの縄張りですが、70年代ディスコや馬鹿ジャケディスコは師のページ(http://blogs.dion.ne.jp/disco/)を見て本命彼氏への今年のクリスマスプレゼントの参考にして頂くとして、ワタクシは違った視点からおしゃれ音楽、ディスコ編を紹介していきましょう。あっ、今回かなり広い意味でディスコを捉えていますんでその辺はご容赦を。


ベリー・ベスト・オブ・シック

ベリー・ベスト・オブ・シック

まずおしゃれディスコといえば、ナイル・ロジャース先生率いる「CHIC」の右に出るものはいないでしょう。コレはシックのベスト盤。おしゃれフリークはじめ珠玉の曲のオンパレードです。バーナード・エドワーズのツボを突きまくるベースラインとトニー・トンプソンが発生させる強烈なグルーヴに、清楚でおしとやかな貴女も思わず腰をグラインドせずにはいられなくなること必至。誰もが一度は耳にしたことがあろう「おしゃれフリーク」や「ダンス・ダンス・ダンス」も素晴らしいが、「エヴリバディ・ダンス」の出だしのベースソロとグルーヴは凄すぎる。オススメです。



Island Life

Island Life

さてシック=おしゃれという符号はアリだろうがこの後が全く続かない。おしゃれ音楽ではなく、アーティスト自身がおしゃれというのもアリかな?と思いついたのがグレース・ジョーンズさん。歩くだけでNYのキャリアウーマンも道を譲るほどさっそうとアルマーニのスーツを着こなし、ドラッグ・クイーンもびっくりの身長と美貌とボイス、そして極め付けがこのポーズなのですよ。かっこ良すぎです(本気でそう思ってます)。
これは初期のベスト盤。初期のプロデューサー陣はスライ&ロビーやトレバーホーン(最近じゃt.A.T.u.のプロデュースがイイ仕事だね)などだし、イギー・ポップの「ナイト・クラビング」のレゲエ調のカバーやロキシー・ミュージックの「Love Is the Drug」のカバーをやるなど通っぽく且つポップなス晴らしい仕上がり。アマゾンの視聴で「Pull Up to the Bumper」を聴いてちょうだい。



Queen of Chinatown

Queen of Chinatown

「クイーン・オブ・チャイナタウン」のシングルのジャケが素敵なアマンダ・レアーさんのベスト盤。このヒトについては前ちょっと書いた(http://d.hatena.ne.jp/plagio/20040906)のではしょります。どこがおしゃれかって?だってモデルさんだから無条件におしゃれさん決定。このジャケを見よ!
http://images-jp.amazon.com/images/P/B0000256KE.01.LZZZZZZZ.jpg
※モデルはアマンダさん



Endless Summer

Endless Summer

はい、お次はドナ・サマーミュンヘン・ディスコのクイーンだっ!!そして裏方は当然、ジョルジオ・モロダー大先生だっ!!先生が大宇宙胎蔵曼荼羅絵巻をなんと7,8分の曲にパッケージングさせてしまった「I Feel Love」は大必聴ですよ。テクノ野郎は正座で聴くべし。で、何故おしゃれ音楽なのかは各自宿題。



Best of

Best of

パンク→ディスコ/Hip Hopという系譜を理解できる一枚。これもベスト盤。「Heart of Glass」がとってもディスコティーク。RAPの先駆け「Rapture」も聴きモノだぜ。昔、資生堂のCMか提供番組のテーマ曲で「Heart of Glass」のカバーが流れてたんでおしゃれかなと思いました。以上。



1,000ファイアーズ

1,000ファイアーズ

番外編。全然ディスコじゃないけど。我がアイドル、トレイシー・ローズ嬢のCDだっ!!というか30代のオトコは小学生時代、だれでもいろいろお世話になってるはずだよな?彼女には頭が上がりません。僕は感謝の意を込めて発売時に即買いしましたよ。ジーザス・ジョーンズのマイク・エドワーズが参加。ポップなテクノ、つーかエロポップ。


ちなみに書いてて思ったのだがドナ・サマーは当然のこと、ブロンディ(「Call Me」は師の作品)やアマンダ・レアー(彼女もミュンヘン・ディスコ界からデビュー)など、モロダーからの影響は個人的に大きいのだなと改めて思いました。

【追記】
ル・ポールさんを忘れてました!追加

Supermodel of the World

Supermodel of the World

言わずと知れたル・ポールさん。なんつったってスーパーモデルですもん。映画『ブルー・イン・ザ・フェイス』のエンディングの勇姿が記憶に蘇ります。