バラキ

plagio2004-11-23


TV録画したものを鑑賞。チャールズ・ブロンソン主演のマフィアもの。監督は007シリーズのテレンス・ヤング。コッポラ「ゴッド・ファーザー」とほぼ同時期に作られながらテイストは全然違う。結果的に大作に成り損ねた感じのつくりで個人的には嫌いじゃない。内容的にはイマイチだなあ。
見ものは50歳ながら、20代の役に扮するブロンソンに尽きる。この役、ブロンソンも嫌がったんだとか。そりゃまぁそうだわなぁ。
ちょっと発見だったのはプロデューサーのクレジットに、お爺ちゃんになった今現在でもまだ精力的に活動する大味大魔王ディノ・デ・ラウレンティスの名が。古くはフェリーニの「道」やゴダールの「気狂いピエロ」などの名作から、「バーバレラ」、「キングコング」、「フラッシュ・ゴードン」などのカルトもの、最近では「ハンニバル」や「U−571」*1などを製作、プロデュースしてる映画界の生き字引だ。今後も大娯楽スペクタクル作品を作り続けて欲しいお爺ちゃんの一人ですね。

*1:これTVで見たんだけど何気に名作だと思った