第2弾 OST from Jubilee
えっと、第2弾はデレクジャーマンの退廃パンク映画『Jubilee』のサントラの一曲。
これ、映画は怪人ウェイン・カウンティーさんがひらひらフリルの衣装でオレンジのづら被って、パラノイア・パラダイスをまるまる一曲歌って殺されるし、イーノはふんどし一丁でキリストに扮して口から血を流しながら酒池肉林に興じるし（これはウド・キアーのキャラとタメを張る！）、アダム・アントは典型的なボンデージ・ファッションでステージでのた打ち回っているし（これがかっこいいのです）、ロッキー・ホラーショーでおなじみのリチャード・オブライエンやリトル・ネルちゃんも出てるし、とにかくはちゃめちゃで鼻血ブーなわけですが、今日はそのサントラの話。
上に出たアダム・ジ・アンツやイーノ、ウェイン・カウンティーさんもサントラに入ってるわけでそれらも素敵なのだが、それを抑えてとってものっぺりさせられるのが、SUZI PINNSの「Rule Britannia」。
どんなヒトかはよく知らないが、ジャケのヒトがボーカル。
その曲はといえばルーリードの「Sweet Jane」をしょぼしょぼにしたような演奏をバックに、稚拙なオペラ風ヴォーカルで「大英帝国を支配しろ！英国人は絶対にひざまつかないぜ」と歌い上げながら間奏にはヒトラーの演説（だと思う）のＳＥが入るといったとってもファンシーな内容。血の気が引きます。
というわけで、
2.「Rule Britannia」- SUZI PINNS
