ジャックしばり

というわけではないがジャック・ブラックの「スクール・オブ・ロック」とジャック・ニコルソン×アダム・サンドラーの「N.Y.式ハッピー・セラピー」をDVDで続けて観た。ちなみにこの2本を観てジャック・ブラックは既に(今の)ジャック・ニコルソンを超えている、とおいらは思った。


スクール・オブ・ロック
ジャック・ブラック上手いねぇ。最後、学芸会になっちゃうのがそもそもロックじゃねーじゃんと思っちゃったけどそんなことは些細なことなんで(ホントか?)。かなり楽しめた。別段不満はない。
いや一点不満がある。保護者からのプレッシャーで欲求不満爆発寸前中年女の校長先生(ジョーン・キューザック:この役、抑圧された色気を感じ個人的にはかなり好き)は酔うとテーブルに飛び乗ってテーブルクロスを振り回しながらスティービー・ニックスを絶叫で歌うらしい、というエピソードがあるのだがなぜそれを映像化しないぃぃぃ!!!そこが最大の見せ場じゃん!!(酒場で乱れるシーンがあるがあれじゃ甘いス)


■N.Y.式ハッピー・セラピー
アダム・サンドラー作品としては凡庸だと思うなぁ。嫌いじゃないけど。別にジャック・ニコルソンじゃなくでもいいじゃん。コレ。脇はいい。コーエン常連の性格破綻インチキ系役者ジョン・タトゥーロや変態(顔)マッチョプエルトリカン、ルイス・ガスマン(今回はオカマの役)。で、救いは何と言ってもノンクレジットだったヘザー"ローラーガール"グラハムたんが下着姿で登場してたこと。これだけでこの映画許す。これだけで見る価値アリ。しかしアダム・サンドラーってとっても繊細で頭の良い男だなぁと再認識したのである。