俺はオトナだからルサンチマンなんてこれっぽっちももちあわせてないよ。

むかーし昔、名作だ名作だとさんざん聞かされ『タクシー・ドライバー』を見たんだけど、正直主人公のトラビスにイマイチ感情移入ができなかったんすわ。俺。単に周りには「うん。おもろかったよ」と適当に答えてたけど。あ、コレと『ダウンタウン物語』のジョディ・フォスターは唯一といっていいほどカワイイとそんとき思った。

『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』を観た。公式サイト

そんな感情は年を重ねても変わらないどころか、寧ろそれでいいのだ、という確信に変わった。
ナイーブなのは大いに結構だし、自分なりのジャスティスを持ち合わせるということは尊敬に値する。うらやましいとも思う。でも俺を巻き込まないでね、という腰砕けな個人主義者のようなことを最近は思ってしまうのだ。これは年のせいだろうか？それとも世の中が腐ってるせいなのか？→振り出しへ戻る

『おわらない物語 アビバの場合』を観た。公式サイト

インタビュー見るとトッド・ソロンズが小奇麗になってたので、かなり不安だったのだがそれは杞憂だった。久々に悪意と言う名の（アメリカ映画の）良心を見た。コノ人は永遠にぶれない人なんだろうなぁ。