瀬戸内グルメ

尾道旅行で食べたもの備忘録。

朱華園@尾道

言わずと知れた尾道ラーメンの超有名店。

3時ごろ入ったのであるが、印象的だったのは地元の中学生・高校生がいっぱいだったこと。いいな。やっぱりソウルフードなんだよなあ。


寿司金@尾道

地元の人に愛されて続けている地場のすし屋。カウンター10席程度+座敷3つのこじんまりとしたお店。
アナゴ、サザエの焼き物、サワラの叩き*1、にぎりはホッキ貝、生たこ、鉄火を食べて、ビール+日本酒2合。会計は4000円でおつりが来た。隣のお客さんが食ってたしめさばが旨そうだったので握ってもらおうとしたがあいにく売り切れ。で、隣のお客さんがよかったら食う?とわけてくれた。この時期のさば、あんまり旨くなかったけど。その後いろいろ談笑。こちらが東京から来たというと、何故か「俺も東京に住んでた」とか「俺は東京の友人がいる」とか言って来るのも全国共通。話あわせてもらえるのはとても嬉しい。なんだけどそれ以上のものがあるもの感じる。これも共通。そんなに東京意識しなくていいと思うし、その話題なくてもあなたは立派だし、とかいつも思う。


さざなみ旅館@瀬戸田生口島


2泊目なんでこのぐらいの料理がベスト。何故かここの米うめぇ。ビール飲んでたんだけど米旨すぎておひつの米全部食った。


プチトマト@生口島


これまじでうまかった。


カレーショップ デリー@福山

町に戻るとやっぱり洋食食いたくなる。実は老舗のカレースタンド。帰りこっそり聞いたら23年やってるとか。町を歩いていて見つけてふらっと入ったんだけどこれはアタリ。僕はカツカレー食ったんだけど、隣で食ってたチキンカレーが旨そうだった。箸休めのピクルスもうまい。こういうの近所にほしい。福山寄ったらまた来る。

*1:これがすげぇ量。らくらく2人前以上ある。隣の人のお勧めだったんだけど、あとから入ってきた人もまずこれ頼んでた。大将はオススメを言わない人なんだけどこれはオススメだと思う

ポニョの町に行ってきた。

瀬戸内チャリ横断の前日、ポニョ好きの僕は、ポニョの町『鞆の浦』にいってきました。
福山駅トモテツバスに乗り換え揺られること約30分。そこには古い町並みが残る港町が待っていました。案外近いです。
ここには日本のどこにでもありそうな港町風景が見られます。でもこれが、このなんでもない風景が以外と見られないんだよなあ。



鞆の浦


有名な対潮楼・福善寺から仙酔島を眺めるの図


僕は坂と細い路地が好きなのです。だから島が好きなのかも。
鞆の浦ではこんな風景がいたるところで見られます。



坂道&細い路地マニアには垂涎のこんな風景が沢山



これはたまんない!!



古民家を改造したカフェからのショット。地場の「保命酒」をソーダで割った飲み物を飲んだ。



こんな粋な民家も


あれ?ポニョは?

尾道(広島)から今治(愛媛)までチャリンコで横断してきた。


■チャリの旅1日目

うわー。昨日まで雨だったけど晴れてるじゃん。チャリで9:00出発。
眺め、すげー! 風、気持ちイイ! フェリー、楽しい! 橋、こえー!*1 太陽、心地いい(ちょっと熱すぎるケド・・・)!


楽しいよ、楽しすぎるよ!ならちょっと足伸ばして橋が架かってないこの「弓削島」のビーチに行ってみよう。こっからフェリー乗り場まで5Kmか、チャリでダッシュで10分、15分だな。

(フェリーに乗って弓削島到着)


うわー弓削島のビーチ超きれい。しかも誰もいないよ!がはは、まさにプライベートビーチだよ。ぷはー、ビールうめー。水つめたくて気持ちー。おー、しおまねき捕まえた。しかし超天気いいよ。ここに一泊しちゃおうかな。

(しばらくビーチで戯れる)


ビーチ飽きた。とりあえずまだ全然先に進んでないし、フェリーで元の港に戻ってちょっくら先に進もう。宿は港から15Kmぐらい先の瀬戸田辺りでよいかな(で民宿の予約取る)。でも日差し強いよな。

(再度因島土生港に到着)

よし出発。あれ?あれれれ?なんか体疲れてる?全然進まんし。しかも、あれ?ケツが異常に痛いぞ。うわー。チャリに座るだけでケツいてー。いてーよ。肌もいてーよ。日差しいてー。あかん。休もう。あ、ちょうどいいや。ここの中華屋で休憩。

(中華屋でギョーザと冷奴つつきながら休憩)


出発。とりあえず今日の行動は宿までにしよ。あと数キロ程度だし。やばい、あかん、あつい。暑いじゃなくて熱い。車の中でクーラーつけて涼しげな風な奴は全員死ね。おー、街が見えた。とりあえずローソン*2で涼みます。

(で宿に着く)17:00頃


体疲れてるのかな?全然寝られん。全身やけどで体痛いし。ケツも痛い。あー明日は昼ごろから雨か。。こっから今治まで40Kmほどあるし今治に着くまでもう一泊しよ。


■チャリの旅2日目

8:00出発。うわー。快晴じゃん。やだよ。肌いてーよ。いててて。ケツ超痛い。お前らが想像してるのと比べて数倍痛いし。もうちょっと景色どころじゃないし。まぁいいやとりあえず先に進もう。あー坂キツイ。風キツイ。体動かん。あれ?なんで俺こんなことやってんだ?おっ、ちょっと曇ってきた。肌は痛くなくなってきたけど、今治まであと35kmか。なにこれ?罰ゲーム?やだよ。金と時間使って何やってんだよ俺。とりあえず先に進もう。車乗ってるヤツは全員死ね。うー、チャリに座るだけでケツいてーし。うわーまた坂だ。もうやだこんなの。お金払うからギブアップさせて。なに?誰も居ないじゃん。えっとあと20Km。5Km進むのなんて30分以上かかるっつぅの。うわ、雨降りそうだし。ちょっと降ってきてるし。いいや。何も考えずちょっとでも先に進もう。。あぁぁぁもういやぁぁぁー×数回。

(12:00今治着)



■結論

夏は行くな。


■ルート

■1晩2日限りの相棒

*1:軽い高所恐怖症気味なもので

*2:その12時間後、このローソンに強盗が入って捕まってたことは内緒 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20090719-OYT8T00921.htm

島好き

なんか最近バーチぐらいしか行ってないなー、どっか旅に出たいなと思っている。
僕はなぜだか島好きなので、こういうときには島に行きたくなる。

島といってもバリや沖縄みたいなリゾートもいいし好きなんだけど、どっちかというともうちょっと淫靡な響き*1のある島も好き。

そんで隠岐の島とかどうかなーとか思ってたんだけど、瀬戸内海の島でこんなの発見。

尾道〜しまなみチャリの旅
http://www.go-shimanami.jp/rental/guidemap/index.html

すげぇ!瀬戸内海チャリで渡れる。全長70Km。1泊とかすれば結構楽しめそう。帰り松山で温泉にも浸かれるし。
来週行ってくる!

*1:三島由紀夫原作、山口百恵主演の「潮騒」の神島とか

東京都現代美術館 池田亮司展

今週日曜朝早く起きてしまい、天気もぽっかり晴れ渡っておったため外出したい気分になり、それでもって初夏の兆しの中、外に出るための服がないことに気づき、外出着を原宿のForever21に買いにいくついでに深川の東京都現代美術館池田亮司展に行って参りました。短パンにオレンジのTシャツで*1

最近は出かけると食べることぐらいしか興味がなくなっていることもあり、深川なら深川飯かなぁ、、とか思いながら、でも1時半ぐらいまでは人でいっぱいだろう、ぶつぶつ・・とか大人びた姑息な計算をしながら、そういや近所に清澄庭園があるのでここで時間調整をしようと、久しぶりに清澄庭園の散策を楽しみつつ時間を調整。そしてちょうどお腹が減ったころあいを見計らい、深川飯もいいけど天ぷらもいいなとかコンビにで買ったビール缶を舐めながら想像をめぐらせていると、みなさんもそうだと思うけど、こういう似つかわしくなく選択権が完全にこっちにある有利な状況且つ優雅な時間過ごしている時って、アンビバレントな感覚に襲われ、間逆のことしたくなる衝動に駆られないですか!?つまり中華が食いたくなった。中華っつーよりいつでも食える町の中華屋のラーメンと半チャンセット。で、散々中華屋を探し回りやっとことさ、フツーの中華屋を見つけてラーメン半チャンセット。700円也。味もフツー。満足。

さて本題。

僕は昔初台のICCとかでたまたま池田亮司氏のインスタレーションとか展示とかは体感したことはあるが(教養が乏しいため)Dumb Typeとかを見て後で池田亮司氏が参加してたことを知ったぐらいの無知無知君なのですが、今回は(も)事前の知識なしでいったためにすっごく楽しめたよ!

http://www.ryojiikeda.mot-art-museum.jp/

池田の活動を大きく「光=視覚」と「音=聴覚」のふたつに分け、インスタレーション作品を主に展示します。
大規模な映像作品を中心としたブラックキューブの展示空間と、新作のサウンドインスタレーションが登場するホワイトキューブの展示空間を対比的に展開させます。

知性と感性の挟間、新たな鑑賞体験へ
0と1の組み合せによって制御されるコンピュータのプログラムを介して、数学的な無秩序と秩序が隣り合わせになっている世界の姿が提示されます。しかし、どれも難解な数式の知識や理解を必要とするものではなく、すべての作品が音と光という素材によって、身体的な体験として感じ取られる空間的な展示になります。

音とか映像とかインスタとかそんなんじゃなくて、観客・参加者の行動も含めてひとつの出し物になってる。
ネタばれしたら面白くないのであんまり書かないけど、観客がおそるおそる実験をしているさまそのものが展示物。
したり顔であーだこーだいいながら体感するよりも、なんも知らないアホアホカップルが、「???、!!!」とかしながら楽しんでる方が絶対正解。だし楽しめると思う。し、それらを含めた世界感全体が楽しい。し平和*2

展示物は2つだけ。フロアも違うのでその2つの世界観のギャップ(?)もわかりやすい。

たぶん、展示を見る日だけは、黒ずくめで神経を研ぎ澄まし見るもの体感するもの全部吸収しようとギラギラの状態*3ではなく、ラーメンでも食ってお腹も満腹でこれ以上インプットできない状態&隙がありまくり(自分のキャパ以上のものは自然と流せちゃう)状態で行ったほうが結果的に作品と真正面から対峙しちゃわずに、むしろ作品と一体化することによって俄然楽しめると思いました。
※自分で何言ってるのかわかんなくなってきたけど。。

しかし彼のパルス音は何故だかものすごく心地いい。
# Pan sonicのそれとは違う心地よさ。

ちなみに同時開催でヤノベケンジ氏による高さ7.2メートルの巨大ロボット「ジャイアント・トラやん」も展示されています。こちらのモノホンもいいが、DVDが上映されていてこっちのほうが面白い。

*1:ホントはらしくゴスな格好で行きたかったんだけどそもそも服がなくて・・以下ループ

*2:平和ってまったく池田亮司氏に似つかわしくない言葉だと思っていたが今回は平和という言葉が似合ってると思った

*3:それはそれでいいと思うけど逆になんか損しちゃう気がするのです